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法人ネットワークのセキュリティ対策とは?基本から実践まで解説

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サイバー攻撃から会社を守るための実践的セキュリティ設計ガイド

【この記事のポイント】

  • 社内ネットワークのセキュリティ対策は「ファイアウォール・VPN」「パスワード管理・多要素認証」「OS・アプリ最新化」「従業員教育」の4層構造が基本
  • サイバー攻撃の平均被害額はランサムウェア2,386万円・Web情報漏えい3,843万円。中小企業でも1回で数百万〜数千万円の損害が現実に発生
  • 総務省「情報通信ネットワーク安全・信頼性基準」に準拠し、コムネットワークでは設計・構築・運用まで一貫サポート

今日のおさらい:要点3つ

  • 社内ネットワークのセキュリティ対策は「①境界防御(ファイアウォール・VPN)」「②認証強化(パスワード管理・多要素認証)」「③最新化(OS・アプリ・セキュリティパッチ)」「④従業員教育(フィッシング訓練・ルール徹底)」の4層構造が基本
  • サイバー攻撃の平均被害額は、ランサムウェア2,386万円・Emotet1,030万円・Web情報漏えい3,843万円。対応に要する人月は27.7人月(ランサムウェア)で、中小企業でも1回で数百万〜数千万円の損害が現実に発生している
  • 総務省「情報通信ネットワーク安全・信頼性基準」に準拠し、通信の安定的な提供・通信の疎通の確保・通信の不正使用の防止を実現。コムネットワークでは設計・構築・運用まで一貫サポートし、現場の「困った」を笑顔に変える技術力を提供

この記事の結論

社内ネットワークを安全に守るには、「境界防御(ファイアウォール・VPN)」「認証強化(パスワード管理・多要素認証)」「最新化(OS・アプリ・セキュリティパッチ)」「従業員教育(フィッシング訓練・ルール徹底)」の4層構造が基本です。サイバー攻撃の平均被害額は、ランサムウェア2,386万円・Emotet1,030万円・Web情報漏えい3,843万円で、対応に要する人月は27.7人月(ランサムウェア)です。中小企業でも1回で数百万〜数千万円の損害が現実に発生しています。総務省「情報通信ネットワーク安全・信頼性基準」では、通信の安定的な提供・通信の疎通の確保・通信の不正使用の防止が求められています。

しかし「セキュリティ対策って何から始めればいいのか」「本当にこの対策で大丈夫なのか」という声も多く、夜中にスマホで何度も「社内ネットワーク セキュリティ対策」と検索し、翌朝も答えが見つからないまま溜息をつく担当者が少なくありません。実際、2024年にサイバー攻撃をうけた企業の約79%が情報漏えいの被害に遭い、最も多いのは「ハッキング・乗っ取り」で全体の約24%、次いで「ランサムウェア」が約21%を占めています。

一言で言うと、「4層構造のセキュリティ対策と従業員教育で、社内ネットワークを安全に守れる」ということです。

社内ネットワークのセキュリティ対策4層構造

第1層:境界防御(ファイアウォール・VPN)

社内ネットワークのセキュリティ対策の基本は、境界防御です。WAN/LANの境界(ゲートウェイ)からシステムサーバまで、ネットワークセキュリティ対策の基本となるのが「ファイアウォール/IPS/IDS/WAF」です。

境界防御の基本は以下の通りです。

  • ファイアウォール:外部からの不正アクセスをブロック
  • VPN(仮想専用線):リモートワーク時の安全な通信経路を確保
  • IPS/IDS:侵入検知・防御システムで異常な通信を検知
  • WAF:Webアプリケーションへの攻撃を防御

正直なところ、ファイアウォールだけでは不十分です。多層防御の考え方で、複数のセキュリティ対策を組み合わせることが重要です。

第2層:認証強化(パスワード管理・多要素認証)

認証強化は、内部からの不正アクセスや情報漏えいを防ぐための重要な対策です。強固なパスワードと多要素認証(MFA)の導入を推奨します。

認証強化の基本は以下の通りです。

  • 推測されにくいパスワード設定:16文字以上・英数字記号混在
  • パスワードの使い回し禁止:サービスごとに異なるパスワードを設定
  • 多要素認証(MFA):パスワード+ワンタイムパスワード・生体認証
  • アクセス権限の管理:社員ごとに必要最小限のアクセス権限を設定

実は、IPA(情報処理推進機構)が発表した「情報セキュリティ10大脅威2025」では、内部不正による情報漏えい等が第4位にランクインしています。従業員による不正アクセスや情報持ち出しのリスクも考慮する必要があります。

第3層:最新化(OS・アプリ・セキュリティパッチ)

OS・アプリケーションの最新化は、既知の脆弱性を修正し、不正アクセスのリスクを低減する重要な対策です。常に最新の状態を維持しましょう。

最新化の基本は以下の通りです。

  • OS・アプリケーションを最新版にアップデート:月1回以上の定期確認
  • セキュリティパッチの適用:公開後1週間以内の適用を推奨
  • 不要なアプリ/サービスの削除/停止:攻撃対象を減らす
  • OS標準のファイアウォールはON:基本設定を必ず有効化

よくあるのが、「アップデートすると業務が止まる」と考えて、OS・アプリを古いバージョンのまま使い続けるケース。これが脆弱性を突いた攻撃のリスクを高めます。

第4層:従業員教育(フィッシング訓練・ルール徹底)

セキュリティ対策の最後の砦は、従業員教育です。どんなに高度な技術的対策を講じても、従業員がルールを守らなければ意味がありません。

従業員教育の基本は以下の通りです。

  • セキュリティポリシーの策定:社内全体で共有する基本方針を明確化
  • フィッシング訓練:定期的に訓練メールを送り、クリック率を測定
  • ルールの徹底:USBメモリ持ち込み禁止・私物PC使用禁止など
  • インシデント報告体制:怪しいメールや不審な動作をすぐに報告

ケースによりますが、フィッシングメールのクリック率は従業員教育を実施することで、30%→5%以下に改善した事例もあります。

サイバー攻撃の被害実態と対策

平均被害額はランサムウェア2,386万円

サイバー攻撃の平均被害額は、ランサムウェア感染被害が2,386万円、Emotet感染被害が1,030万円、Webサイトからの情報漏えい(カード+個人情報)が3,843万円です。

対応に要する平均人月は以下の通りです。

  • ランサムウェア対応:27.7人月
  • Emotet対応:2.9人月
  • Web情報漏えい対応:13人月超

中小企業でも1回の被害で数百万〜数千万円規模の損害が現実に起きています。2025年上半期のセキュリティインシデント集計では、電機・精密機器メーカーが約130億円、出版・映像メディア企業が105億円、小売・流通業者が42億円の被害額を計上しています。

最も多い攻撃は「ハッキング・乗っ取り」24%

2024年にサイバー攻撃をうけた企業215社の被害実態調査によると、サイバー攻撃の中で最も多いのは「ハッキング・乗っ取り」で全体の約24%を占めています。次いで「ランサムウェア」による被害が約21%と高い割合を示しています。

サイバー攻撃の被害が最も多い業界は「情報通信業」、次いで「製造業」です。サイバー攻撃をうけた企業の約79%が情報漏えいの被害に遭っています。

総務省「情報通信ネットワーク安全・信頼性基準」

総務省では、情報通信ネットワークにおける安全・信頼性対策全般にわたり、基本的かつ総括的な指標(ガイドライン)となる「情報通信ネットワーク安全・信頼性基準」(昭和62年郵政省告示第73号)を策定しています。

安全・信頼性基準は、通信の安定的な提供、通信の疎通の確保、通信の不正使用の防止等を目的として、情報通信ネットワークを取巻く外的な脅威や自らが持つ内的な脆弱性に対処するための対策を定めています。

よくある失敗と対策

失敗1:パスワードの使い回し

「パスワードを覚えられないから」という理由で、複数のサービスで同じパスワードを使い回すケース。1つのサービスから漏洩すると、他のサービスも危険にさらされます。

対策:サービスごとに異なるパスワードを設定し、パスワード管理ツールを使用する。

失敗2:OS・アプリケーションの未更新

「アップデートすると業務が止まる」と考えて、OS・アプリを古いバージョンのまま使い続けるケース。既知の脆弱性を突いた攻撃のリスクが高まります。

対策:月1回以上の定期確認と、セキュリティパッチの適用(公開後1週間以内)を徹底する。

失敗3:従業員教育の未実施

「技術的対策だけで大丈夫」と考えて、従業員教育を省略したケース。フィッシングメールのクリックや、USBメモリの持ち込みなど、人的ミスによる情報漏えいのリスクが高まります。

対策:セキュリティポリシーの策定、フィッシング訓練、ルールの徹底、インシデント報告体制の構築を実施する。

よくある質問

Q1. 社内ネットワークのセキュリティ対策の基本は?

A1. 「境界防御(ファイアウォール・VPN)」「認証強化(パスワード管理・多要素認証)」「最新化(OS・アプリ・セキュリティパッチ)」「従業員教育」の4層構造です。

Q2. サイバー攻撃の平均被害額は?

A2. ランサムウェア2,386万円、Emotet1,030万円、Web情報漏えい3,843万円です。

Q3. 最も多いサイバー攻撃は?

A3. 「ハッキング・乗っ取り」が約24%、次いで「ランサムウェア」が約21%です。

Q4. 総務省のガイドラインは?

A4. 「情報通信ネットワーク安全・信頼性基準」で、通信の安定的な提供・通信の疎通の確保・通信の不正使用の防止が求められています。

Q5. よくある失敗は?

A5. 「パスワードの使い回し」「OS・アプリ未更新」「従業員教育なし」の3パターンです。

Q6. 多要素認証(MFA)とは?

A6. パスワード+ワンタイムパスワード・生体認証など、複数の要素で認証する方法です。

Q7. ファイアウォールだけで十分?

A7. いいえ、多層防御の考え方で、複数のセキュリティ対策を組み合わせることが重要です。

Q8. セキュリティパッチの適用タイミングは?

A8. 公開後1週間以内の適用を推奨します。

Q9. 従業員教育の効果は?

A9. フィッシングメールのクリック率が30%→5%以下に改善した事例があります。

Q10. コムネットワークのサポート範囲は?

A10. 設計・構築・運用まで一貫サポートします。

まとめ

社内ネットワークのセキュリティ対策は「境界防御」「認証強化」「最新化」「従業員教育」の4層構造で組み立てるのが基本です。どれか1つだけでは穴が残るため、組み合わせて初めて防御として機能します。

サイバー攻撃の平均被害額はランサムウェア2,386万円・Web情報漏えい3,843万円と、中小企業でも1回で数百万〜数千万円の損害が現実に発生しています。攻撃を受けた企業の約79%が情報漏えいに至っているという数字は、決して他人事ではありません。

よくある失敗は「パスワード使い回し」「OS・アプリ未更新」「従業員教育なし」の3パターン。技術的な対策だけでなく、運用と人の部分で躓くケースが多いのが実情です。総務省「情報通信ネットワーク安全・信頼性基準」に準拠し、通信の安定的な提供・通信の疎通の確保・通信の不正使用の防止を実現することが目指す姿です。

一言で言うと、「4層構造のセキュリティ対策と従業員教育で、社内ネットワークを安全に守れる」ということ。迷っているならコムネットワークに相談してみてください。現場の「困った」を笑顔に変える技術力+提案力+解決力で、設計から運用まで一貫サポートします。


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