
安定稼働を支える予防保守と事後保守の実践ガイド
【この記事のポイント】
- ネットワーク保守は「定期点検(月1回)」「監視(24時間365日)」「障害対応(平均復旧時間4時間以内)」の3業務が基本。予防保守と事後保守の両輪で安定稼働を実現
- 具体的な作業は「ファームウェア更新(四半期1回)」「機器ヘルスチェック(週1回)」「ログ解析(毎日)」「バックアップ(毎日)」「セキュリティパッチ適用(公開後1週間以内)」の5項目
- 総務省「管理規程記載マニュアル」に準拠し、コムネットワークでは24時間監視・迅速な切り分け・復旧支援で事業損失リスクを最小化
今日のおさらい:要点3つ
- ネットワーク保守は「①定期点検(月1回・機器動作確認・異常検知)」「②監視(24時間365日・リアルタイム監視)」「③障害対応(平均復旧時間4時間以内・切り分け→復旧→報告)」の3業務が基本。予防保守(定期点検・メンテナンス)と事後保守(障害発生時の修理)の両輪で安定稼働を実現
- 具体的な作業は「①ファームウェア更新(四半期1回・セキュリティパッチ適用は公開後1週間以内)」「②機器ヘルスチェック(週1回・CPU使用率・メモリ使用率・温度監視)」「③ログ解析(毎日・異常ログ統計)」「④バックアップ(毎日・設定ファイル保存)」「⑤構成管理(変更時に更新)」の5項目
- 総務省「管理規程記載マニュアル」では、装置動作監視・過負荷監視・ネットワーク構成の変更管理・ソフトウェアバージョンアップの迅速な反映が求められる。コムネットワークでは24時間監視体制・障害発生時の迅速な切り分け・復旧支援で事業損失リスクを最小化
この記事の結論
ネットワーク保守は、「定期点検(月1回・機器動作確認・異常検知)」「監視(24時間365日・リアルタイム監視)」「障害対応(平均復旧時間4時間以内・切り分け→復旧→報告)」の3業務が基本です。予防保守(定期点検・メンテナンス)と事後保守(障害発生時の修理)の両輪で、ネットワークの安定稼働を実現します。具体的な作業は、「ファームウェア更新(四半期1回・セキュリティパッチ適用は公開後1週間以内)」「機器ヘルスチェック(週1回・CPU使用率・メモリ使用率・温度監視)」「ログ解析(毎日・異常ログ統計)」「バックアップ(毎日・設定ファイル保存)」「構成管理(変更時に更新)」の5項目です。
しかし「ネットワーク保守って具体的に何をすればいいのか」「どの程度の頻度でやればいいのか」という声も多く、夜中にスマホで何度も「ネットワーク保守 やり方」と検索し、翌朝も答えが見つからないまま溜息をつく担当者が少なくありません。実際、ネットワーク保守を怠ると、「突然つながらなくなった」「データが消えた」「セキュリティ侵害を受けた」といったトラブルが発生し、事業損失に直結します。
一言で言うと、「予防保守と事後保守の両輪で、ネットワークの安定稼働とトラブルの早期発見・復旧を実現できる」ということです。
ネットワーク保守の3つの基本業務
業務1:定期点検とメンテナンス(月1回)
ネットワーク保守の第一の業務は、定期点検とメンテナンスです。ネットワーク機器の定期点検を行い、異常がないか確認します。必要に応じて部品の交換や修理を行います。
定期点検の具体的な内容は以下の通りです。
- ネットワーク機器の定期点検:月1回・ルーター・スイッチ・Wi-FiAPの動作確認
- ヘルスチェック:週1回・CPU使用率・メモリ使用率・温度監視
- ファームウェア更新:四半期1回・最新版への更新
- セキュリティパッチ適用:公開後1週間以内・脆弱性対策
正直なところ、定期点検は「面倒だから後回し」にされがちですが、これが最も重要です。定期点検を怠ると、機器の劣化や設定ミスを見逃し、突然の障害につながります。
業務2:24時間365日の監視
ネットワーク監視は、ネットワークの稼働状況をリアルタイムで確認する業務です。ネットワークに異常が発生した際に、迅速に対応できるようにするための重要な業務です。
監視の具体的な内容は以下の通りです。
- 装置動作監視:装置が自律的に警報を発する仕組み
- 過負荷監視:装置の能力に応じて予め設定した閾値を超過するトラヒックがある場合に警報
- IPネットワーク機器間の秒間当たりの処理パケット数:監視
- 異常ログの統計情報:毎日解析
実は、ネットワーク運用管理で行うべき日々の業務は、まず何よりも「監視」ありきです。そもそも運用管理業務とは、「日々物事を滞りなく、うまく活用すること」ですので、それがうまくいっているか否かの監視が必要です。
業務3:障害対応(平均復旧時間4時間以内)
ネットワーク保守のもう一つの重要な業務は、障害対応です。ネットワークシステムに発生した障害の対応や、機器のメンテナンス作業を行う業務です。
障害対応の具体的な流れは以下の通りです。
- 障害検知:監視システムまたはユーザーからの報告
- 切り分け:どの機器・回線・設定に問題があるか特定
- 復旧作業:機器再起動・予備機交換・設定修正
- 動作確認:復旧後に全エリアで接続確認
- 障害報告書作成:いつ・何が起き・どう対処し・今後どう再発を防ぐか記録
よくあるのが、「復旧したらそれで終わり」と考えて、障害報告書を作成しないケース。これが再発防止策の検討を妨げ、同じトラブルを繰り返す原因になります。
ネットワーク保守の具体的な作業5項目
作業1:ファームウェア更新(四半期1回)
ファームウェアやソフトウェアの更新は、セキュリティリスクを軽減し、機器の性能を最新の状態に保つために重要です。四半期1回の定期更新と、セキュリティパッチは公開後1週間以内の適用を推奨します。
ファームウェア更新の手順は以下の通りです。
- 計画を立てる:更新対象機器・日時・影響範囲を明確化
- 関係者の承認を得る:変更管理プロセスに従い承認取得
- 実施する:夜間・休日など影響が少ない時間帯に実施
- 動作を確認する:更新後に全機能が正常動作するか確認
- 変更内容を記録する:構成管理台帳に反映
作業2:機器ヘルスチェック(週1回)
機器ヘルスチェックは、ネットワーク機器の健康状態を定期的に確認する作業です。CPU使用率・メモリ使用率・温度などを監視し、異常がないか確認します。
ヘルスチェックの監視項目は以下の通りです。
- CPU使用率:80%以上が継続する場合は負荷分散を検討
- メモリ使用率:90%以上が継続する場合はメモリ増設を検討
- 温度:機器の動作保証温度を超えていないか確認
- 電源:冗長化電源の片系故障がないか確認
作業3:ログ解析(毎日)
ログ解析は、ネットワーク機器のログを定期的に確認し、異常なアクセスやエラーがないか確認する作業です。異常ログの統計情報を毎日解析し、トレンドを把握します。
ログ解析のポイントは以下の通りです。
- 認証失敗ログ:不正アクセスの兆候を検知
- 設定変更ログ:誰がいつ何を変更したか記録
- エラーログ:機器の異常動作を早期発見
- トラフィックログ:異常な通信パターンを検知
作業4:バックアップ(毎日)
バックアップは、ネットワーク機器の設定ファイルを定期的に保存し、障害発生時に迅速に復旧できるようにする作業です。毎日自動でバックアップを取得し、世代管理を行います。
バックアップの対象は以下の通りです。
- ルーター設定ファイル:running-config・startup-config
- スイッチ設定ファイル:VLAN設定・ポート設定
- ファイアウォール設定ファイル:アクセス制御リスト
- Wi-FiAP設定ファイル:SSID・暗号化設定
作業5:構成管理(変更時に更新)
構成管理は、ネットワーク機器の情報や接続情報をまとめ、都度変更があった際に更新する作業です。システムの構成変更、機器の入れ替え、障害時の影響範囲特定、セキュリティ対策、ソフトウェアバージョンアップなどに迅速に対応することが目的です。
構成管理の内容は以下の通りです。
- ネットワーク構成図:物理構成・論理構成を図示
- 機器管理台帳:機器名・型番・シリアル番号・設置場所・購入日・保守期限
- IPアドレス管理台帳:IPアドレス・サブネット・VLAN・用途
- 変更履歴:いつ・誰が・何を・なぜ変更したか記録
よくある失敗と対策
失敗1:定期点検を怠る
「忙しくて定期点検をする時間がない」と考えて、定期点検を怠るケース。機器の劣化や設定ミスを見逃し、突然の障害につながります。
対策:月1回の定期点検をスケジュール化し、チェックリストに基づいて確実に実施する。
失敗2:バックアップを取得していない
「障害が起きてから気づく」ケース。バックアップを取得していないと、障害発生時に設定を復旧できず、復旧時間が大幅に延びます。
対策:毎日自動でバックアップを取得し、世代管理を行う。最低でも過去7日分のバックアップを保持する。
失敗3:障害報告書を作成しない
「復旧したらそれで終わり」と考えて、障害報告書を作成しないケース。再発防止策の検討を妨げ、同じトラブルを繰り返す原因になります。
対策:障害復旧後は必ず障害報告書を作成し、いつ・何が起き・どう対処し・今後どう再発を防ぐかを記録する。
よくある質問
Q1. ネットワーク保守の基本業務は?
A1. 「定期点検(月1回)」「監視(24時間365日)」「障害対応(平均復旧時間4時間以内)」の3業務です。
Q2. 具体的な作業内容は?
A2. 「ファームウェア更新(四半期1回)」「機器ヘルスチェック(週1回)」「ログ解析(毎日)」「バックアップ(毎日)」「構成管理(変更時に更新)」の5項目です。
Q3. ファームウェア更新の頻度は?
A3. 四半期1回の定期更新と、セキュリティパッチは公開後1週間以内の適用を推奨します。
Q4. 監視の具体的な内容は?
A4. 装置動作監視・過負荷監視・処理パケット数監視・異常ログ統計の4項目です。
Q5. よくある失敗は?
A5. 「定期点検を怠る」「バックアップ未実施」「障害報告書を作成しない」の3パターンです。
Q6. 障害対応の流れは?
A6. 「障害検知→切り分け→復旧作業→動作確認→障害報告書作成」の5ステップです。
Q7. バックアップの頻度は?
A7. 毎日自動でバックアップを取得し、最低でも過去7日分のバックアップを保持します。
Q8. 構成管理の目的は?
A8. システムの構成変更・機器の入れ替え・障害時の影響範囲特定・セキュリティ対策に迅速に対応することです。
Q9. 総務省のガイドラインは?
A9. 「管理規程記載マニュアル」で、装置動作監視・過負荷監視・ネットワーク構成の変更管理・ソフトウェアバージョンアップの迅速な反映が求められています。
Q10. コムネットワークのサポート範囲は?
A10. 24時間監視体制・障害発生時の迅速な切り分け・復旧支援で事業損失リスクを最小化します。
まとめ
ネットワーク保守の基本は「定期点検(月1回)」「監視(24時間365日)」「障害対応(平均復旧時間4時間以内)」の3業務です。これらを予防保守と事後保守の両輪で回すことで、ネットワークの安定稼働を実現できます。
具体的な作業としては「ファームウェア更新(四半期1回)」「機器ヘルスチェック(週1回)」「ログ解析(毎日)」「バックアップ(毎日)」「構成管理(変更時に更新)」の5項目を押さえることが大切です。それぞれの作業を適切な頻度で実施することで、トラブルの早期発見と迅速な復旧につながります。
よくある失敗は「定期点検を怠る」「バックアップ未実施」「障害報告書を作成しない」の3パターン。日々の積み重ねを軽視すると、いざという時の事業損失に直結します。
一言で言うと、「予防保守と事後保守の両輪で、ネットワークの安定稼働とトラブルの早期発見・復旧を実現できる」ということ。迷っているならコムネットワークに相談してみてください。24時間監視体制・迅速な切り分け・復旧支援で安心です。
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